老いと死と

寝たきりで、日に日に衰弱していく母を見て、この圧倒的に、無慈悲に迫る「死」に改めて恐怖を感じる。

いつかそれが、自分に迫るとき、その圧倒的な理不尽さに、僕は死を受け入れることはできず、きっと、ただ、死に抗うことを諦めるだけなのだ。