僕という存在の違和感について1
違和感の正体をまだうまく表現できていない。
うまく表現できないことがもどかしい。
しかし、なんとか文字にとどめておきたい。自分のために。
壁紙が古くなっていく。
体が老いて、肌にシミが増えていく。
この2つのことに、あまり違いを感じない。
壁紙は古くなったので、取り換えようと考えることができる。
しかし肌のシミは安易に取り換えたりすることのできるものではない。
しかし、壁紙が僕自身に影響を与える程度にしか、肌のシミも僕自身に影響を与えないのではないか。。そう思うようになってきた。
二元論を唱えようとしているのではない。
誤解を恐れずに言い切ってしまうと、僕の体はもはや僕自身にとって、壁紙程度にしか影響を与えないものになってしまった。少なくとも僕自身はそんなことはないと思っていた。しかし、他人は僕の肌のシミと壁紙の汚れの間に、基本的に何の違いもないと思っているにちがいないと確信することができる。
そして、僕自身も、僕自身だと思っていたこの体が、実はそうではなく、僕自身に壁のシミ程度の影響しか与えないよう何かなのだということに気づいてしまった。
おそらくそれが、違和感の正体。
まだ、うまく書き表せてないが、少しずつその正体を暴いてみせる。
きっとそれを突き止めることができると、何かしらの生きにくさを理解できるはずだから。