老いに気付く

新品の畳を見て、これまで使っていた畳がいかに古くなっていたかに気づき、驚く。

毎日毎日、少しずつ日に焼けて変色していたはずなのに、毎日見ていたから、色が変わったことに気づいていなかった。と言うことだろうか。

毎日毎日、少しずつ確実に老化しているはずなのに、昨日と今日の違いが、わずかすぎて、そのことに気づいていない、気づこうとしない、もしくは、敏感に気付いても無意識に気付いてないふりをして、考えることをやめる。

だからこそ、狂わずに、辛うじて明日を迎える事ができるのだろうか。